birdJava Technology Conference 2004

Java Technology Conference 2004

今日の夕方ちょこっとだけ聞きにいきました。業務的に求められていると思われる「RUP 事例 (Java 関係ないじゃん、という感じ・笑)」と、首藤さんと安藤さんのセッションがお目当て。とはいえ、妻が体調を壊していることもあって安藤さんのセッションは聞かずに帰ってきてしまいました。ごめんなさい。
RUP の事例については、紹介された2社ともいわゆる受託開発メインの SIer っぽい業種で、やっぱりそういう「開発作業そのもののクオリティ」を外部から要求される部門ほど、RUP のような評価の確立したプロセスを導入したいというモチベーションは強いのだなぁ、と思いました。リコーシステム開発は CMM レベル4取得が経営陣から課せられたミッションなのだそうで、CMM レベル1を究極まで押し進めているウチの会社 (by sak) から見ると夢のような話です(笑。
それにしてもリコーシステム開発の伊藤さん、ものすごくリッチなパワポ資料を作っていてびっくりです。生まれてこの方、あんなリッチな資料を見たのは初めてだ(笑。語意も豊富だし漢字の読み間違いもないし、何より見た目がダンディだし (しゃべり方はボショボショした感じなんですけど)、モテそうだなぁ。って、俺は何を見にいっているんだ(笑。
首藤さんも参加されていた JXTA BOF。実は僕 JXTA って一度も使ったことなかったんですが、今日の皆さんのお話を聞いて俄然興味が湧いてきました。むずむずむず。
ところで上のリンクから飛べるページに写真がある Schwaltz さんもそうですけど、Juan Carlos さんにしても今日話してくれた Project Looking Glass の川原さんにしても、Sun の人ってみんなカッチョ良くないっすか?なんか違う気がする…(って、何を見に行ったんだっつーとろーが>俺)。
そういや、KLab の鷲見さんを生で初めて見ました。ハイトーンボイスなんだなぁ。遠目で見るとなんとなくのーりに似た感じ。「Java はノリ (GLUE) だ」と力説してました1。それにしても「お金の匂いのする方へ!」というセッションタイトルはどうかと…(笑。
思ったよりもずっと人が多くて、しかもスーツな方がたくさんで、僕としてはちょっと意外だったんですが、それだけ業務系システムに使われはじめている、ってことなんでしょうね。

bird寝不足, 本の話

寝不足

寝不足すると、左後頭部が断続的にピリピリと痛む。耳の下、喉の横なんかも同じようにピリピリ、ピキピキという感じで痛くなる。激しく鬱陶しい。早く寝よ…。

本の話

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで 僕は「クリプトノミコン」はいまいちピンと来なかったんだよなぁ。直前にサイモン・シンの「暗号解読」を読んじゃってたせいかもしれないんだけど…。

一番最近にちょっとはまりかけた SF 作家というと、やっぱりグレッグ・ベア。「ダーウィンの使者」も「タンジェント」もとても面白かった (最近じゃないか…)。でもなぜか早川の既刊本の多くが在庫切れになっちゃってるんだよね。残念…。

birdマスク, ファミコンミニ

マスク

ここのところ花粉症の予防も兼ねて外出時はマスクをするようにしてるんですけど、そのマスクの鼻のあたりがあっという間に真っ黒に煤けてしまうのを見ると、都会はやっぱり空気が汚いんだなぁ…と思います。都心の会社に勤めるようになってから、確かに鼻毛の伸びるスピードは爆速状態です。僕はたばこは吸わないんですが、肺はもう真っ黒、かも。

ファミコンミニ

GBA で再現したファミコンソフト、ファミコンミニが話題のようですね。地下鉄のホームでゼビウスに興じるサラリーマン、という TVCM も、僕等の世代にはノスタルジックな気分を共有させるなかなか良い出来のものです。
でも僕はあの CM を見て、押し入れの中にしまってあるナムコミュージアムのことを思い出しました。久しぶりに引っ張り出してみようっと。
そうそう、こちらの記事によると、ポケモンファイアレッド・リーフグリーン添付の無線アダプタでも通信対戦出来るんですってね。「無線で対戦」くらいじゃ、もう誰も驚かないのだなぁ。

birdAmazon アソシエイツ, 谷本くんの DVD, 初の Foveon コンパクト

Amazon アソシエイツ

に面白そうなので申し込んでみました。気分悪い人いるかしら?

谷本くんの DVD

去年の CD アルバムに続き、バレンタインデーに DVD をリリースした谷本くん。さっそく注文。今年も良い年になるといいですね。

初の Foveon コンパクト

例え発色が悪かろうとも僕は Foveon イメージセンサのファンです。で、今回の PMA でようやく1眼レフではない、コンパクト機に搭載されたわけですけれども、Foveon の450万画素、というと、出力画像は150万画素相当のはずなんですよね (Foveon は RGB の各センサーが縦に並んでいるので)。150万画素というと…富士フィルムの往年の名機、Finepix700 と同じで、出力画像は 1280x1024 くらいになるわけですか。今の G1 は普段 2048x1536 で使っているので、それよりは多少小さくなってしまいますね。うーん実際の画像が見てみたい。dpreview.com あたりでレビューしてくれないかなぁ。

birdGoogle AdSense, 特捜戦隊デカレンジャー, ドールハウス, EPSON のプリンタ, デジカメ壊れた

Google AdSense

最近、個人サイトでもよく見かける Google AdSense。何でも貼られているページの内容に沿った広告を表示してくれるのがウリだそうなんですが、それにしても良く貼られているなぁ、と思ってたら、森山さんの日記で「一月足らずで100ドル超えた」との記述が!
なるほど、そらスゴイ。ある程度ページビューを持ってる個人サイトの方なら貼りたくなる気持ちも分かります。テキスト主体のそれほどうるさくない広告ですしね。

特捜戦隊デカレンジャー

アバレンジャーが先週終わって (あのそっくりさん達は一体なんだったんだ…・笑)、今週から始まった新スーパー戦隊シリーズ。おかしなノリが満載で初回から大笑い。エンディング・テーマはささきいさお(笑。なぜか入浴シーンまであるし1、この変なノリで突き進んでもらいたい。
そういや石野真子がメカニック「白鳥スワン2」役で出てるんですよ!チーニョー星人だって!なんじゃそりゃ!
あ、エンディングテーマに今回も「デカ・デカ・デカ・デカ」連呼ありました。アバアバ好きだった方も安心!?(そりゃ鳥乃だけだって)。

ドールハウス

PSX を買ってから、それまでほとんど見てなかった連続ドラマをいくつか見ています。これもそのうちの一本。あゆみさんのリクエスト3
「チャーリーズ・エンジェル」 (見たことないけど) をドラマでやりたかったのかなぁ…って感じの、俺が言うのもなんですけどあんまり人気出そうもないドラマで。松下由樹のそうとうコアなファンでもなけりゃ、マジメに見続けられないよ。特にあのエンディングを笑わずに見られる人は数少ないに違いない。うーん、リビオナエッジ。
とはいえ、その「ギリギリ感」が面白くて結構マジメに見てます。松下由樹、ちょっと好きになりそう…(笑。

EPSON のプリンタ

今日初めて知ったこと。EPSON の (最近の機種の) インク・カートリッジは、インクの量ではなくドット・カウントにより行っているため、「インクなし」となったカートリッジにも相当量のインクが残っている場合があるのだそうです (参考:PM-950Cのインクカートリッジを分解してみる)。一応 EPSON の公式見解 (インクエンドとなったインクカートリッジ内にインクが残っているのはなぜ?) としては、インク経路に空気が入ると故障の元なので早めに交換サインが出るようにしている、ということなんですが、それにしても 1/3 も残った状態で捨てるのはもったいないなぁ。まともにインク残量を計るのではなく、ドット・カウントにより判別しているのも、詰め替えインクを使えなくするためだ4、なんて言われていますね。今のプリンタ業界自体がいわゆる「剃刀モデル5」となってしまっているのでしょうがないのかもしれませんが…。
我が家の PM-780C も、カラープリントする前には必ずヘッドクリーニング (それも複数回) をしないとまともにプリント出来ません。ヘッド・クリーニングには結構な量のインクを使いますので、それだけでかなりの消費です。もったいない、もったいない。
次にプリンタを買う時は別のメーカーにしてみようっと。

デジカメ壊れた

ずっと使ってきたデジカメ (CANON PowerShot G1) が壊れてしまいました。
といっても撮影自体は行えますし、撮影した画像を液晶で確認したり設定メニューを表示したり、ということも問題なく行えます。じゃ、どこが壊れたのか、というと、撮影中のリアルタイム画像 (液晶ファインダー) だけが選択的に映らなくなってしまったのです。不思議な壊れ方です。
幸いなことに G1 には光学ファインダーがありますから、当面はこちらを使って撮影することにして、保証期間は過ぎてるけど、今度サポートに電話してみよう。

birdInfo-MICA, 「日本語 比較 バグ PostgreSQL」, エラー番号:400の謎, 今日のリンク元

Info-MICA

これ、すごいなぁ…。透明のままのメディアは激しくサイバー(死語)。

「日本語 比較 バグ PostgreSQL」

という検索ワードで来られた方が。たぶん、initdb 時に –no-locale オプション、–encoding オプションを付けていなかったからではないかと思われます。こちらから ML の過去ログを検索してみるとお望みの情報が得られるかと。

エラー番号:400の謎

PSX のアップグレードの時に我が家でさんざん発生した「エラー番号:400」なんですけど、どうも結構レアケースだったようで、ネットで探してもほとんど情報を得られませんでした。そこで、思い切って Info に電話して聞いてみました1

サポートの人の話をまとめると、次のような感じでした。

  • 400 番エラーは、「パッケージ2受信失敗エラー」である。
  • ネットワーク的にはサーバと通信出来ているが、何らかの原因でパッケージのダウンロードに失敗すると発生するらしい。
  • (我が家が団地で回線が有線ブロードだと伝えると) いわゆるインターネットマンションで同様のトラブルが何件か出ているらしい。でもインターネットマンションの何が悪いのかはよく分からないらしい。
  • ダウンロード処理のタイムアウト(?)は60秒らしい。
  • サーバ側のコンディション (混んでるとか) にも関係しているかもしれない。

ということで、時間帯などをずらして試していただければうまくいくのではないか、という結論でした。

今日のリンク元

の検索ワードはとても面白いですね。
それにしても、今日の「トランザクション プリキュア」とか「ふたりは PostgreSQL」とか「ふたりは トランザクション」とかって一体どういう意図でなされた検索なんだろう…(笑。
試しに検索してみたら、思いの外 PostgreSQL の話題とプリキュアの話題がかぶっている日記/blog が多くて笑った。そういうものなんですねぇ。

birdUML の話, 「博士の愛した数式」

UML の話

単独でも十分有用なダイアグラム記述法だと思うけど、その真価はやっぱり UP1 や RUP2 と組み合わせて使った時に発揮されるような気がします。プロセスの中に位置づけられて初めて、各ダイアグラムの意味付けもはっきりしてくるような…。

「博士の愛した数式」

博士の愛した数式 一気に読んでしまいました。ちょっと恥ずかしいけど、今の僕の心の琴線にとても触れる話でした。

小川洋子さんの話は初めて読みましたが、饒舌過ぎず、かといって難解でもなく、とても良かった。最初、帯に「せつなくて、知的な至高のラブ・ストーリー」なんて書いてあってちょっと驚いたんですが (僕は全然そういう話をイメージしていなかったので)、うーん、確かにラブ・ストーリーと言えばそう言えなくもないけど、ちょっとズレてると思うな。ラブ・ストーリー、という言葉で想像される関係以外にも、永く心に残る関係ってあって、そういうお話だと僕は思う。

帯の「ラブ・ストーリー」という言葉にどうしても引きずられて、途中川上弘美さんの「センセイの鞄」を思い出したりしました。こっちは純粋なラブ・ストーリーだったし。ただ、今の僕の心にしっくりくるのは今回の本のほう。10年前なら後者の方をきっと好きになってたと思うけど。

あと、なぜだかむしょうに保坂和志さんの本が読みたくなりました。キーワードは「子供と向きあう」ってことかなぁ。今僕の一番の関心事がそこにある、ってことなんだろうなぁ。

なーんて思ってたらこちらで川上さんが書評書いてる(笑。しかも保坂さんの本も選ばれてたりして。なんだか面白い。あははは。

bird電子レンジ, USB Hub, EyeToy:Play

電子レンジ

ときどきこの Web サーバに外からアクセスできなくなることがあってなんでだろうなぁと思ってたんですが、先日ふとその原因が電子レンジにあることに気がつきました。
以前に書いたように我が家では無線 LAN (802.11b) 経由で家庭内の PC 2台、PSX と Linux ルータが通信していて、外部から Web サーバにアクセスする場合も当然無線 LAN を通るのですね。そして同じリビングルームには電子レンジもある。そう言われてみれば、アクセス出来なくなるのはいつも夕方、ちょうどあゆみさんが夕飯の下ごしらえをしている頃合いです。
昨日、会社でそのことに気がついて、ちょうど外からアクセス出来なくなっていた時間に電子レンジを使っていたかどうかをあゆみさんに聞いてみたら、確かに使っていた、とのこと。
というわけで、これからこのサーバにアクセス出来なかったら「あゆみさんが電子レンジ使ってるんだ」と思ってください(笑。

USB Hub

PSX には USB ポートが一つしかついてないので、せっかく昨日のアップデートで USB キーボードが使えるようになったのに、EYETOY などをプレイしようとするといちいち差し替えないといけないのが面倒でした。
そこで今日お出かけしたついでに USB Hub (ELECOM の4ポート Hub) を1つ買ってきて繋いでみました。ちなみに選択のポイントは「マグネット付き」というところ。ウチのスチール製ラックに設置するのにマグネット付きはとても便利なのです。
PSX が USB Hub をサポートしているのかどうか、なんて情報はそもそもどこにもなくて、まぁ動かなかったら PC で使おう、くらいの気持ちで買ってきたんですが、無事、同時に繋いだキーボードも EYETOY カメラも動作しました。ラッキー。

EyeToy:Play

EyeToy : Play 買いました、EyeToy。案の定子供たちは先を争って遊び、ひとの順番の時も画面に割り込もうとするので喧嘩ばかりです(笑。

面白いのは、「画面に映っている自分を操作する」という感覚がまだきちんと理解できないのか、気を抜くとテレビにどんどん近づいていって、画面を直接叩こうとしてしまうところ。近づき過ぎると当然うまく操作出来なくなるわけで、しょっちゅう癇癪を起こしてます。今のところお父さんが一番うまいな(←当たり前だ)。

そういえば EyeToy カメラはただの USB カメラではない、という話を以前書きましたが、実際のプログラムをよく見ていると、基本はやっぱりフレーム間で変化した画素を認識しているっぽいですね。というのも、必ずしもカメラに対して突出した部分が認識されるわけではない感じなので。

カメラ両脇の2つのデバイスがなんだろうなぁと思ってたんですが、それぞれただの青色、赤色 LED でした。青は電源、赤は部屋の明るさが足りない時に点滅する警告灯です。

ロジテック製の結構しっかりしたカメラで、これ込みで 6,980 円というのはかなりバーゲンな気がする。

birdPSX アップデート, その後の PSX

PSX アップデート

いよいよ今日は PSX のアップデート。家に帰ってすぐに試してみました。

ダウンロードのプログレス・バーが順調に進み、100%になってからしばらく停止した後、

ダウンロードに失敗しました。  
エラー番号:400  

(涙)。何が悪いんだろう…。もう少しいろいろやってみよう。

追記。その後何度か試行してみて、どうやら「エラー番号:400」はダウンロードが途中でタイムアウトした時に出るようだ。というのも、100% に満たない状況でも通信が中断する (パケットの流れが止まる。ハブの LED で判断) と同じエラーが出ることが分かったので。

しつこく (5、6回) 試していたら無事、先に進みました!通信状況を見ていたところでは、どうもプログレス・バーが 100% になってからも何やらたくさん通信しているようです。プログレス・バー当てにならないじゃん。ダメじゃん。こちら側の回線が混んでいるわけではなさそうなところをみると、そこそこサーバが混雑してるのかしら?

その後の PSX

しばらく使ってみました。フラッシュ機能 (約15秒の前後ジャンプ。CM 飛ばし用) はとても便利。とはいえ、基本的にはもともと我が家にあった安い VHS ビデオの CM スキップ機能と同じものなわけで、ようやくそのレベルに戻っただけ、とも言える。
そういえばフラッシュ機能で CM を飛ばしながら見ている時、一度フラッシュではなく早送り状態になってしまったことがありました (設定でフラッシュ機能に割り当てた R2 ボタン使用)。あわてて戻りのフラッシュで元に戻ったんですが、その後、正常に再生されつつもなぜか戻り方向フラッシュアイコン (←・) が出っぱなしになってしまいました。いったん一時停止して再度再生したら消えたんですが、なんだったのかなー。
USB キーボードも激しく便利。入力や変換のレスポンスもいいし、これなら名前変更も苦にならない感じ。
それ以外の、個人的にちょっと期待していたリストされていない改善点は特に見当たらず。起動時間もそれほど変わりません。高速スクロール後のサムネイル表示の追っかけ動作が少し早くなったような気もするけど、単なる気のせいのような気もする。また今度編集とかしてみようっと。

birdパイプで暗号化, 昨日の検索ワード中の, 「欺術」, 最近の読書

パイプで暗号化

tar なり afio なりを使ってハードディスク全体のバックアップをリモートサーバに取る際、生データとして置いておきたくないとすると、下記のように実行したくなります。

# cd /  
# find . -depth ! -path "./proc/*" ! -path "./tmp/*" -print \  
> | afio -ovZ -P bzip2 -G 9 -T 0 -2 0 -E /dev/null - 2>/tmp/daily-backup.log \  
> | 標準入出力を暗号化するプログラム \  
> | ssh hogehoge "cat >/anywhere/backup.afio.bz.enc"  

ここで「標準入出力を暗号化するプログラム」としての定番は、

  • gpg
  • openssl

だそうで、それぞれ次のように使います。

gpg の場合

> | gpg -e -r 自分の鍵の識別子 (メールアドレス)

openssl の場合

> | openssl enc -rc4 -pass file:パスフレーズを書いたファイル  

openssl のオプション「-rc4」は使いたい暗号アルゴリズムを指定しています。また暗号化に用いるパスフレーズは上記例のようにファイルに書いておく方法以外にも、いろいろ手段があるようです。詳しくは man ページを。

ちなみに afio の man ページによると、上記のようにバックアップ全体を一括して暗号化してしまった場合、バックアップファイルの一部破損でバックアップ全体が使えなくなってしまうので非常に危険、とのことで、afio では代わりに -P オプションに gpg プログラムなどを与える方法を推奨しているそうです。

常識でした?

昨日の検索ワード中の

transactionパンツ」って何だ?(笑。sak 曰く、「何か rollback したいものでもあるのかな?」。わはははは。
…お下品ですみません。

「欺術」

欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハッカーが明かす禁断の技法 読み終わりました。本書で明らかにされている「騙し」の技法自体のバリエーションはそれほどないのですが、各種情報技術と組み合わさった時の影響を事前に予測することはとても難しいですね。9割の大手企業が被害を被っている、という調査もうなずけてしまいます。

しかしこの本を読んで一番印象に残ったのはミトニック氏がとても人情味に溢れていること。「全米最強のハッカー」なんて肩書きだけ聞くと非常に賢くて冷徹な人物を想像してしまいますが、全然そんなことないのですね。特に (最初の本のためか) 長めの謝辞では、マスコミその他の勝手なイメージに翻弄された彼を支えたさまざまな方への感謝の言葉がとても素直に述べられていて、僕はとても好感を持ちました。

とはいえミトニック氏の本領はソーシャル・エンジニアリング。人に好感を持たれることが特技だとすれば、僕はまんまと彼の術中にはまっている、ってことなのかしら?(笑

最近の読書

仕事関係でデマルコさんの新作「熊とワルツを」や統一プロセス関係の本を何冊か読んでいました。UP でフェーズの概念やリスク管理の話を学んでいたこともあって、デマルコさんの本もとても納得できた感じ。この本の中の「信念の倫理」という挿話はとても面白かった。自らを振り返らずにいられなくなりました。

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